時間給で働く非正規社員の抱える問題は「健康不安」

派遣社員や契約社員、アルバイトやパートも時間給で働いていて、この雇用形態は立場が弱く、大きなストレスを抱えている人が多くいます。

ワーキングプアは大きな問題となっており、働いても働いても生活は一向に楽にはなりません。

前年度に比べて少し多めに年収を得たと思っても、その分税金で支払う額も増えて結局のところ蓄えることさえ出来ないのが現状です。

最も深刻な問題は、健康状態を維持できないこと。

体調が悪くても、休めば収入は減ります。

遅刻や早退でさえ、躊躇して倒れるぎりぎり、体調の悪さが限界に達するまで我慢してしまう。

非正規社員で働いている人の多くは、正社員で雇用されることを希望している頑張りやさんも多く、ちょっと位熱があっても休まなかったり、パワハラがあってもなんとか自分の中で折り合いをつけながら頑張ってしまう。

その結果、取り返しのつかない病気になってしまう確率も高くなってしまいます。

例にあげると「突発性難聴」という耳が聞こえなくなる症状をご存知でしょうか。

以前、人気歌手の浜崎あゆみもこの病気にかかりニュースで大々的に報道されていたと思います。

この病気は、突然発症し早期に病院に行けばほぼ改善する事が出来ると言われています。

その早期とは一般的に聞こえないと自覚してから48時間以内とされています。

体調がおかしいと感じてから、我慢してしまう人にとって48時間は我慢の対象期間であり、動けない症状でもない限り病院に行くのを躊躇してしてしまいます。

そして、待っているのは聴力低下です。

レベルにもよりますが、補聴器をつけてもほぼ聞こえないくらいに低下する場合もあります。

突発性難聴は聴力の改善は出来ないと言われています。

例え48時間以内に行けたとしても、治療のために平日に毎日点滴を受けに病院へ行かなければならない時間を確保する必要がでてきます。

自分の現在の健康状態を知ることが健康を予防する必須条件

もっと問題なのは、軽い症状かもしれないと思っていたことが本当は思い問題だった時です。

検査さえすれば、回復への階段をあがっていく事ができますが検査でさえする時間もお金もない人はたくさんいます。

体調が悪くなっても、迷わずに病院へすぐ行くことが出来ない

治療を継続してするためのお金を確保することが出来ない

健康を予防することさえままならない

問題解決の糸口は、雇用の安定ではあるけれど、早期に解決して欲しいのは最低賃金の引き上げです。

健康を維持する生活が出来る賃金への改善をして欲しいですよね。

私自信、過去病院に行きたくても休んでしまえば収入が減ってしまうため行かずに我慢したことがたくさんあります。

検査や手術が必要であっても、死に至るようなことではない限り目の前の生活を第一優先してしまう現状があります。

実際にたくさんの人が我慢して、健康予防も出来ずにいます。

検査を受けれさえすれば、手術で改善出来るかどうかを知ることが出来ます。

手術を受けさえすれば改善する症状であるのなら、そのためのお金と休める時間を確保出来るようにしたい

徐々に変わりつつある「働き方」ですが、様々な問題が改善されるにはもう少し時間がかかりそうですよね。

企業に依存しない自分を考えていくのも1つの選択だと私は考えています。

自分を大切にしてあげられるのは、自分だけです。

これからの人生、1番に自分を大切にしたいですね(*^^*)

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