正社員も派遣社員も加入条件を満たしていれば、必ず加入しなければならないですよね。
社会保険にはいくつかの種類がありますよね。
健康保険、介護保険、雇用保険、そして厚生年金にも加入が必要です。
この保険、自分から申請しないと手当を貰えないですよね。
気になるものをあげてみました。
傷病手当金
病気や怪我で仕事出来ない日が連続で4日以上あった場合、医師からの労務不能証明書をもらえば標準報酬日額の2/3相当額が支給されます。
はじめの3日間は待期で、この期間分支給されないのですが^^;
長く休む必要があった場合、とても助かります。
高額医療費
窓口で支払う医療費の自己負担が高額になってしまった時(入院時など)は払い戻しの申請が出来ます。
払い戻しには2ヶ月〜3ヶ月程かかります。
ですが、窓口で何十万も最初に支払うのは経済的にとっても負担ですよね^^;
最初から高額になると判っているのであれば、事前に「限度額適用認定証」を申請することが出来ます。
保険証とともに医療期間に提示すると、自己負担限度額までの金額にとどめる事ができるので負担を抑えることが出来ます。
入院時、病院からも教えてもらえるので是非活用したい1つです。
第三者の行為による傷病届
これは、交通事故などにあった時の場合なのですが、労災保険が適用となります。
気をつけたいのが、どんなに小さいことでも第三者の行為の場合は必ず警察へ連絡すること。
その後、派遣会社の労災保険担当者へ連絡をとることです。
病院では、第三者行為の事故の場合健康保険が使えません。
実費での支払いとなってしまいます。
相手がいない(逃げてしまった等で誰だか不明の場合)場合は、医療費請求が出来ないので、痛い思いをして高いお金を払うことになってしまいます。(T_T)
労災保険担当者に連絡をすると通常確認時間が数日かかることがあります。
その場合、緊急だということ、現在病院にいる旨、すぐ労災適用許可が必要な状況だということをしっかりと伝える必要があります。
女子だと一番気になる手当は
出産手当金
支給される額は傷病手当金の時と同じで、標準報酬日額の2/3相当額です。
産前産後の1ヶ月〜2ヶ月の間の日数で計算されます。
出産一時金
出産したときには、出産費の補助として出産育児一時金が支給されますが、出産後の申請・支給となります。
窓口で支払う出産費用を軽減させるためには、負担軽減の制度などを利用することになります。
退職した場合でも、条件をみたしていれば(在籍期間や退職後の経過期間など)申請は出来ます。
保険は私たちの安心のために支払っていますが、どんな場合に支給されるのか良く理解出来ていません。
私たちが受けられる社会保障なので、安心して生活するためにもどんな場合に給付されるのか確認しておくと良いでしょう。
親切な派遣担当者であれば申請出来る状況に直面した時、教えてくれますが、そうではない場合でも自分から申請出来るようにしておきましょう(*^^*)