派遣社員が正社員から、必ずといっていいいほど言われる決まり文句とは?
長く派遣社員をしていると、こんな声を多く聞くようになります。
「何故、正社員にならないの?」
「正社員になる気はないの?」
その度に私は思うことがあります。
誰もが派遣社員という立ち位置は、正社員になる為の準備期間なんだと思っているのではないかと。
派遣社社員を選んでいる人には、様々な理由があります。
私が考えるいくつか例は下の3つです。
①正社員になる前に、就職したい企業で1度経験を積んで長くやっていけるかどうかを試してみたい人。
それは就職した企業が自分にとって能力を発揮出来るベストな場所かどうかを見極めることが出来るからです。
②時間や日数に限りがあり、正社員として働くことが出来ない為
小さな子供が居たり、自分の体調などでフルタイムで働く事が出来ないけれど、自分の使える時間を有効に収入に繋げたいと思う場合です。
③正社員という枠に縛られず、限られた業務と時間の中で、収入を得たい
正社員とは違って、契約によって業務内容が決められています。
プログラミングで契約している人はお客様へのお茶出しをしないし、デスクワークで契約している人が営業をする事もありません。
期間は一般派遣で大体3ヶ月〜3年と制限があるけれど、様々な企業で経験を積むことが出来ます
④すぐに高めの時給で収入を得たい人
業務にもよるけれど、基本は正社員の新人社員よりは最初の金額設定は高めです。
同じ仕事をしていても、新人社員が時給950円でも派遣社員は1500円設定だったりします。
じっくり1500円に時給UPするまで待たなくていいので、すぐに希望している額が手に入ります。
私が派遣社員という働き方を選んだ一番最初は④でした。現在では③に変化しています。
正社員として働きたいと思う理由と派遣社員と正社員の決定的な違い
正社員を選んでいる人の代表的な理由は下の3つ。
①契約期間などないので、更新を気にせず仕事ができること
②毎月決まった給料を手に入れることができること
③ボーナスがもらえること
「雇用の安定」=「心の安定性」を求めているということだと思います。
「終身雇用」というのが当たり前だったけれど、現在では安定感に関して言えば正社員も派遣社員もさほど違いはない時代になったと思います。
けれど、やはり業績が傾いてきた時。
最初に切られるのはアルバイトや派遣社員だ
という事を考えると冒頭に書いた「何故社員にならないの?」と言う正社員からの質問も解らなくもないか…
(ノ_-。)
それでも、派遣社員という働き方が私は好きだな〜っと思います。