派遣社員への不当な扱いは労働派遣法改正以前よりあること

 

2017年8月23日に「派遣社員の不利益扱い」というニュース記事が出ました。
派遣社員の不利益扱い、県内でも

そして、先日には「派遣社員への待遇格差」という記事です。
ツイッターで話題の派遣社員との差

さらには、「正社員が派遣社員へとる高圧的な職場の環境」について
派遣社員への圧力

本当に残念なことだと思います。

派遣社員への不当な扱いに対しては今に始まったことではなく、以前からずっと当たり前のように行われてきたことですよね。

私の個人的な意見ですが、周りが見て見ぬふりをしていただけなのではないでしょうか。

社員の中には「契約方法が違うだけで、社員・契約社員・派遣社員も全て同じ一緒に働く仲間だ」と言う人もいれば、「所詮、派遣社員なんだから」という人もいる。

以前、私が受けたインパクトの強い出来事では。
「派遣社員なんだから、結婚式を理由に休むな」
お休みが欲しいと申し出た日数は1日です。

他には「社員が熱を出しても会社に来ているのだから派遣社員が病気で休むなんてもってのほか」ということでした。

社員から不当な扱いを受けて、派遣先企業の指示者にそれを訴えても「会社を相手にして戦うか自分の見方を変えるか」という返答が返ってくることもあります。

このように受け答えをしてくれるのはまだましで、無視されることもしばしば。

派遣社員は「言われたことしかしない」とよく言われますが、言われたことしか出来ないということも社員は知りませんし、自ら契約内容を説明することでもないため、嫌がらせも多いと以前同じ派遣会社で働いていた女子も涙いっぱいにして話してくれたことがありました。

社員も契約内容に則って仕事をしているように、派遣社員も契約内容に則って仕事をしています。

・派遣社員のくせに
・派遣社員だからしょうがない
・派遣社員はいいかげん
・派遣社員は・・・

今までたくさん聞いてきた言葉です。

今回の政府の働き方改革では、今までの社員とは違う形での働き方が提唱され、もっと様々な働き方が増えていけば、前述で述べたような不当なことが減っていくのではないかとも期待しています。

どんな働き方をしていても、その仕事を一生懸命していることに変わりはないですよね。

ニュースで出てくるのは氷山の一角でもっとたくさんの場所で問題を抱えています。
もっと想像がつかないような不当な扱いを受けている人もいるかもしれません。
国全体で変更してくれることは大いに賛成で期待していることです。

色んなことがあったけれど、それでも私は派遣社員という働き方を選んで仕事をしています

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