契約書の内容に書かれていない業務ってどんな業務があるの?
派遣先企業を紹介してもらう時、どんな業務に就くのかの説明があります。
実際に面談に行った時に、派遣先企業で業務内容の確認をし、双方に問題がなければその内容で契約になります。
実際にお仕事をしてみると、事前の説明もなく契約書にも書かれていないことが発生することがあり、「契約内容が違う…」と思うことがあります
契約書に書かれている業務内容は、毎日の業務で中最も多く携わる内容です。
事務であれば、帳票作成やデータ作成や加工などですね。
営業であれば、販売や商品の紹介など。
その他、細かいことは書かれていません。
細かいことに関しては、「その他付随する業務」となっていて詳細のないことが多く、その内容はとても曖昧です
事務職でデスクワーク業務の内容だけれど、郵便局など外に行かなければならない業務が出てきます。
営業系業務になるようなお客様対応はないけれど、お茶出しやご案内などの業務が出てきます。
電話対応も曖昧な表現で、誰かに取り次ぐための電話なのか、カスタマーからの問い合わせの電話なのかで業務内容は違ってきます。
明らかに全く違う業務ではないため、断わるべきか受けるべきかで悩むことがあります
契約内容にはない業務の依頼があった時、派遣先企業は派遣元への報告義務があります。
けれど、期間の短いちょっとした手伝いなどの場合、報告はなしに直接お願いされるケースも少なくないのです。
断れば、社内の雰囲気が悪くなるかもしれない…
次の更新はなくなってしまうかもしれない…
そんな風に感じてしまって、受けたくないのに受けざる得ないというストレスを抱えてしまうかもしれません。
けれど、そんな風に考える必要はないのですよ
派遣社員は契約書に書かれている業務内容での契約なので、それ以外の業務をする必要がありません。
強要することは出来ないし、業務内容を勝手に変えることも出来ません。
「派遣元へ連絡してください」と答えることが出来ます
とは、思っていてもやはり…
ウルウルした目で頼まれたりすると思わず「はい、やりますよ〜」なんて笑顔で答えてしまいますよね
業務内容を変える場合には、必ず派遣会社を通す必要があるので悩んでしまった時は、即派遣元担当者に相談することをおすすめします
もし、依頼された業務がどうしても嫌でなければ、受けてみると思わぬスキルアップに繋がることもあるかもしれません。
派遣先企業にも喜ばれて、自分の経験も積み重ねることが出来ます。
新しいことを覚えさせてくれるようであれば、それはそれでラッキーですよね
そんなGOODな状況の時でも、しっかりと派遣元担当者へ報告しておくと状況を把握して対応してくれるので安心です
何事も臨機応変な対応を求められる派遣社員ですが、お断りするべきか受けるべきかの選択には神経をつかいます。
これをメリットと思うべきか、デメリットと思うべきか…難しい問題です…