派遣社員として勤務していると、会社が辞められないという社員からの愚痴を聞くことが多くあります。
「辞められないって?はぁ?!」
これが私の感想です。
会社にとって重要な人物・欲しい人材ほど辞めようとすればどんな手段を使ってでも止めたい!というのが企業側の気持ちとか。
辞める時に注意すること
通常辞める時、1ヶ月ほど前に告知する人が多いと多いと思います。
プロジェクトなど抱えている人はもっと前からやその状況によって異なるとは思いますが・・・
企業側は辞めさせたくない人材には今よりも良い条件を準備しようとします。
例えば、給与や役職など待遇をよくしてくれるということは多くある話ですね。
ここで会社に言ってはいけない事は、次に何をするつもりでいるかということ。
次に行く会社や協力してくれている企業の話など決してしてはいけないのです。
辞める話がこじれてくると、思わず言ってしまう人も多いのですが、人材を離したくない企業はその話自体をなかったことにしようとします。
辞めたい側の会社が次の新しい企業へ電話をして内定取りやめに至った話もあるほどです。
夢や希望に向かう時、派遣社員が早い理由
その場所を離れ、別の場所へ移動する時、夢と希望を追いかけているからではないでしょうか。
それが、収入UPだったり昇進だったり、起業するということも大きな夢に向かって動こうとしている大きなプロジェクトなわけです。
派遣社員で良かったと思えるのは、辞めることに止められないから(笑)
派遣社員は今のところまだ有期労働契約で働いています。
更新の期間が決まっており、更新がなければそれで終わり。
企業側も派遣社員側ももともとからそのつもりで働く契約を結んでいるわけなので、よっぽどでない限り辞めることを拒まれません。
夢や希望を追いかけやすい環境にあります。
2018年問題の無期労働契約への選択
少しずつ近づいている2018年問題の解決策として動き出しているのが、「契約社員の転籍」や「派遣元の変更」などです。
企業側や派遣元側がリスクを追わずに人材を確保していたい、無期労働契約で同じ企業で長く働いていたいという人を繋ぐサービスでもあるわけです。
派遣社員側からすると、現在契約している派遣元会社がそのサービスを利用すると、登録している派遣会社からの転籍になるわけです。
今までの条件がそのままであるのか、または変更になってしまうのかはわかりません。
有期労働契約のままでいれば、現在長く就業している企業での勤務は限りがあります。
無期労働契約を選択すれば、同じ企業に派遣社員として3ヶ月更新という現在の形ではない方法で長く働ける可能性があります。
夢や希望が会社の外ではなく、現在働いている企業にあるのであれば大いに活用出来る今回の対策。
将来どんな自分でいたいのかによって選択が変わってきますが、多くの有期労働契約者にとって最善の方法であり、安定した生活がおくれることに期待します。